西淀川インターナショナルコミュニティーは、西淀川区に住む外国人住民がより良い生活を送ることを目的として、外国人と日本人の有志によりボランティア団体(任意団体)として2015年に結成され、外国につながる子どもへの学習支援を中心に活動を続けてきました。活動を続ける中で、保護者から子どもの教育や生活全般に関する相談を受けるようになり、2019年から毎月曜日の学習支援教室開催日に西淀川区の外国人住民を対象とした生活相談会も併設して開催してきました。

2020年以降、新型コロナウイルスの影響で外国人住民も非常に制約された生活を送っており、コロナ禍に起因する失業や家庭内の不和等、さまざまな生活上の課題が広がる懸念があり、早急な対応が必要となりました。そこで「三菱財団×中央共同募金会~新型コロナウイルス感染下において困窮する人々を支援する~」の「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」を得て、「大阪市西淀川区の外国人住民のための生活相談事業」を実施することとなりました。

当事業では定例の生活相談会開催の体制強化に加え、教育等のテーマを絞った特別相談会を行うと共に、多言語による新型コロナウイルスワクチン情報の提供を実施しました。2020年6月から2021年9月の事業期間が終了し、事業報告書を作成しました。事業の経過や成果を掲載しましたので、ぜひご覧ください。

「大阪市西淀川区の外国人住民のための生活相談事業」事業報告書 (ダウンロード: PDF

第1章 事業の背景と⽬的
1-1事業の背景と課題
1-2事業の⽬的

第2章 事業内容
2-1定例⽣活相談会の開催
2-2特別相談会の開催
2-3情報提供

第3章 事業結果
3-1定例⽣活相談会の開催
3-2⽇本語教室の開催
3-3特別相談会の開催
3-4情報提供(団体WEBサイト)
3-5情報提供(外国⼈住⺠向け新型コロナワクチン情報サイト)

第4章 まとめ

第5章 資料
5-1⻄淀川インターナショナルコミュニティー紹介
5-2新型コロナワクチン情報サイト詳細

当事業は三菱財団×中央共同募金会 「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成事業」の助成を受けて実施しました。